なりたくなくてもストレスや睡眠不足などですぐになってしまう便秘。
その便秘に良いと紹介されるのが食物繊維をとることです。
でもストレスが原因の便秘の場合は逆効果になる時もあるようです。
今回はこのストレス便秘対策と正しい食物繊維の摂り方についてご紹介します。
なぜストレス性便秘になるのか
ストレス性の便秘は自律神経のバランスが乱れることによって起こりやすくなります。
緊張や不安、ストレスがかかった状態が続くと、自律神経の中で交感神経が優位になり、腸の動きが悪くなります。
すると便が腸の中でとどまってしまい、水分がどんどんなくなってしまうため、硬い便になりスムーズに出せなくなってしまいます。
この症状に加えて、痛みの症状が出てきたら便秘型過敏性腸症候群の可能性も考えられるため専門医に相談したほうがいいと思います。
便秘になり始めると『やばい、またでなくなってきた』とか『毎日ちゃんと出さなきゃ』など自分を自分で追い込んじゃう人はいませんか?私はそのパターンが多いです。
便秘が続くと体は臭いし、おなかが張って妊娠していないのに妊婦さんに間違えられたり、おなかが痛いから物事に集中できず、イライラしてものにあたってしまったりなど、いいことは全くありません。
この思い込みがストレスになって症状を悪化させていたことにも気づけないほど日常生活に支障をきたしていました。
自分が快適に過ごせるなら1日1回必ず排便がなくても大丈夫、という医師の診察を実際に受けたことがあり、最近では美腸特集や便秘特集が雑誌でよく取り上げられていて、その中でも同じようなコメントが書いてありました。
その理由として、普段の食事の量が少なかったり、体質によってもともと便の量が少ない人が多い。
人と比べるのではなく自分のペースを大事に、ということを教えてもらいました。
ストレス性便秘の特徴
・コロコロ便
・べちゃべちゃ便
・お腹の痛み
・お腹の張り
ストレス性便秘の人がやってはいけないこと
トイレのことばかり考えてしまうこと
そんなことをいって考えてしまいますよね?出せなくて落ち着かないし身体かしんどいんですから。
なのでこのような状態に陥っていってしまったときの対策として
1)自分がどんな時にストレスを感じやすいのか把握をしておく
2)どんな時に便秘になりやすいのかを把握しておく
こちらを実行することをお勧めします。
何もできなくてストレスを感じるより、いくらかでも対処できる下準備をしておけば自分にかかるストレスを軽減することができると思います。
薬を使いすぎないこと
ストレス性の場合、何よりの治療法はストレスをなくすことになります。
それが難しい時には薬を頼ってもいいと思います。ただしこの薬の選択をあやまると自分で自分の首をしめることにもなりかねません。
なぜかというと、下剤には種類があって大腸を刺激して排便を促すタイプと便を柔らかくして排便を促すタイプがあります。
刺激する方ばかり服用してしまうと腸が自分で動かなくなってしまうんです。
私は1人目の妊娠まですごく快便だったのに、妊娠してからひどい便秘症になってしまいました。
そのため体重も増える一方で病院で怒られる、悪循環に陥りとにかく出したくて刺激性下剤をほぼ毎日使っていたんです。案の定、出産後も薬がないと出せない状態になり薬を飲まなくても排便できる体に戻るまで4年かかってしまいました。(間に娘の妊娠・出産があったため今も完全には戻っていません。)
何事もほどよくが1番です
食物繊維を多くとること
便秘に悩む人はゴボウなどの根菜類、キノコ、サツマイモなど食物繊維が多い食品(非水溶性食物繊維)を意識的にとろうとすると思います。
しかし、それだけでは腸がねじれて便が通りにくい状態や直腸に便が詰まっていて栓をしている状態だとおなかの中で便が増えるだけで逆におなかの痛みなどを感じるようになってしまいます。
食物繊維をとる時には先ほどあげたもの以外にリンゴや海藻などに多い水溶性食物繊維をバランスよくとることが好ましいです。
水溶性食物繊維と非水溶性食物繊維とは
それぞれの働き
・水溶性食物繊維→水に溶け、食品の水分を抱き込んでゲル化します。このため、人の体に好ましくない物質の吸収を妨げ便として排出させる働きをします。
・非水溶性食物繊維→水に溶けず、水分を吸収して膨れます。イメージとしては増えるわかめ。このため腸壁を刺激して腸のぜん動運動を盛んにし、食物の残りかすを体外に排出する働きをします。
簡単に言うと、便をたくさん出したい、腸を動かしたいなら非水溶性食物繊維をとり、便を柔らかくしたいなら水溶性食物繊維を摂ればいいということになります。
水溶性食物繊維が含まれる食物
・ペクチン→りんご、みかん、イモ類、キャベツや大根などの野菜
・ヘミセルロース→昆布やわかめなどの海藻類
・ガム質→大豆などの麦類、海藻類
非水溶性食物繊維が含まれる食物
・セルロース→大豆、ゴボウ、穀類など
・ヘミセルロース→大豆、穀類、野菜類など
・リグニン→小麦ふすま、穀類、完熟野菜類など
まとめ
便秘といってもひとくくりにはならず、いろいろなタイプの便秘があります。
①便をたくさん出したい、腸を動かしたいなら非水溶性食物繊維
②便を柔らかくしたいなら水溶性食物繊維
を摂るようにしましょう。
自分のタイプをきちんと把握し正しい対処をしていくことが快腸生活にむけての1歩になるんではないでしょうか。
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10年間急な腹痛に悩まされてきました
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